業界再編

【イベント開催報告】業界再編サミット2019~経営のすべては人材・営業・事業承継~

2019年10月、名古屋、仙台、大阪、東京の全国4会場で、「業界再編サミット2019~経営のすべては人材・営業・事業承継~」を開催いたしました。

 

中堅・中小企業を取り巻く事業環境は今、大きく変化しようとしています。激変する時代の中で日々増え続ける経営課題に「どこから手を付けていけばよいのか」「どこに成長の手がかりを求めればよいのか」とお悩みを抱えているオーナー様も多いのではないでしょうか。

 

こうしたお悩みに対する解決の糸口として、本イベントでは、経営の中でも特に重要な3つのテーマについて深堀していきました。

 

全国から累計600名を超える申込を集めた、本イベントの要点をレポートいたします。

 

目次

①     業界再編サミット2019の概要とテーマの紹介

②     第1部「人材」「事業承継・M&A」のすべて

③     第2部「営業」のすべて

④     経営者交流会(名古屋・仙台・大阪)

⑤     経営のすべては人材・営業・事業承継

 

業界再編サミット2019のテーマと概要の紹介

 

【開催テーマ】

人手不足時代の人材採用、競争が厳しくなる時代の営業力、そして少子高齢化時代の事業承継について、2部構成のセッションをご用意。

 

【内容】

第1部 「人材」「事業承継・M&A」のすべて

企業理念や戦略、業務・組織体制を実現するために、どのような人材をどのように採用・活用・育成しているのか?そして、企業の“成長戦略”と“事業承継”についても深堀していきます。「飛躍的な成長」を目指す経営者、会社を「圧倒的高値」で譲渡したいオーナーは必見のセッションとなりました。

講師:株式会社SHIFT 代表取締役社長 丹下 大 様

講師:日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅 卓

モデレーター:日本M&Aセンター 上席執行役員 渡部恒郎

 

第2部 「営業」のすべて

日本を代表する営業会社において、高い成果を実現してきた出身メンバーが、変革の時代を生きるビジネスパーソンが抱える課題と解決策について掘り下げました。

講師:日本M&Aセンター 太田 隼平(キーエンス出身)

講師:日本M&Aセンター 山本 夢人(野村證券出身)

講師:日本M&Aセンター 沖田 大紀(大和証券出身)

講師:日本M&Aセンター 白鳥 雄飛(リクルート出身)

 

詳しい開催概要はこちら

https://www.nihon-ma.co.jp/page/seminar/saihen-summit1910/

 

第1部「人材」「事業承継・M&A」のすべて

 

企業理念や戦略、業務・組織体制を実現するために、どのような人材をどのように採用・活用・育成しているのか?そして、企業の“成長戦略”と“事業承継”について、株式会社SHIFT の丹下社長と当社代表の三宅より、それぞれの会社での実例を出していただきながら話していただきました。

 

株式会社SHIFT 代表取締役社長 丹下 大 様

京都大学大学院を修了後、株式会社インクスに入社。たった3名のコンサルティング部門を、5年で50億・140人のコンサルティング部隊に成長させ、コンサルティング部門を牽引。コンサルティング部門マネージャーを経て、2005年9月、株式会社SHIFTを設立。ソフトウェアテストの専門会社として圧倒的なポジションを確立し、2014年に東証マザーズに上場、2019年10月に東証一部に鞍替え。同社はソフトウェアテストサービスを開始した2010年以降、毎期1.5倍以上売上高が成長、従業員数は3,500人超、前年度末から1,500人増加。圧倒的な成長を実現している。

 

日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅 卓

日本オリベッティを経て、1991年に株式会社日本M&Aセンターの立ち上げに参画。数百件のM&A成約に関わって陣頭指揮を執った経験から「中堅・中小企業M&Aのノウハウ」を確立し、大幅な業績アップを実現。2006年に東証マザーズに上場、翌年の2007年には東証一部に鞍替え。中堅・中小企業M&Aの第一人者として、テレビ東京系「カンブリア宮殿」「ワールドビジネスサテライト」日本経済新聞「交遊抄(こうゆうしょう)」他、テレビ、新聞、雑誌など、メディアでも活躍。

 

 

 

両社が実際に行っている戦略を余すことなく披露いただきました。

採用による経営数字の影響を可視化したり、他社の採用状況を徹底リサーチしたりと具体的な戦略や手法までお話いただきました。

過去の頑張り(前職年棒)を年収に反映する独自のインセンティブ制度や、レイヤー別の育成計画など、採用後の年収や評価についても、具体的な内容を両社長に語っていただきました。

 

第2部「営業」のすべて

日本を代表する営業会社として「キーエンス」「野村証券」「大和証券」「リクルート」の4社それぞれの出身メンバーによるセッション。現在は、日本M&AセンターにてM&Aコンサルタントとして日々、中堅・中小企業のオーナー経営者様と向き合っています。

「売上を最大化させるための組織をどう作るか?」というテーマで、各人の視点からお話させていただきました。

 

 

日本M&Aセンター 太田 隼平(キーエンス出身)

京都大学経済学部を卒業後、株式会社キーエンスでセールスエンジニアの経験を経て、日本M&Aセンターに入社。製造業・ITソフトウェア業界を専門としており、優れた技術を理解した上で、地域問わず中堅・中小企業の事業承継及び成長戦略に関するコンサルティング業務に注力している。

 

日本M&Aセンター 山本 夢人(野村證券出身)

東京大学工学部卒。野村證券株式会社、土木資材メーカーの副社長として経営に参画後、日本M&Aセンターに入社。経営者としての経験をもとに中小企業オーナーの立場に立ったM&Aを提案。現在は調剤薬局業界・運送業界担当の責任者としてM&Aを支援している。

 

日本M&Aセンター 沖田 大紀(大和証券出身)

青山学院大学経済学部卒業後、大和証券株式会社を経て、日本M&Aセンターに入社。入社以来、栃木県・埼玉県・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・香川県・徳島県・愛媛県・高知県の調剤薬局業界担当として、M&A支援に取り組んでいる。

 

日本M&Aセンター 白鳥 雄飛(リクルート出身)

東京工業大学卒業後、東京大学大学院理学系研究科卒業。株式会社リクルートで法人営業に従事した後、日本M&Aセンターへ入社。食品業界の担当として、製造業から卸業、小売業、外食業まで、様々な業態のM&Aによる成長戦略、事業承継支援に取り組む。

 

 

中堅・中小企業のオーナー経営者様の「営業」にまつわる悩み事を分解すると、大きく2つ、社内(組織・人材について)と社外(顧客拡大・売上アップについて)に分けられ、この2つをレベルアップさせていくことが、「売上を最大化させるための組織」に繋がっていきます。

 

セッションでは、この社内と社外の両側面に対してさらに細かく分析し、例えば社内については、組織設計(健全な競争をどう実現していくか?)や教育制度(新人が育つ仕組み)、評価・報奨の仕組み(モチベーションの維持)について、社外については取引社数(特定の顧客に依存しないための工夫)や売上高伸び率(顧客開拓・店舗展開の実現)について、各出身会社の実例を基に深堀していきました。

こちらの内容は大変好評をいただいており、今後、書籍化など独立コンテンツ化していく計画中ですので、是非ご期待いただければと考えています。

 

経営者交流会

大阪・名古屋・仙台会場では、セッション終了後に経営者交流会を開催いたしました。

業種や売上規模の枠を超えて、強い志を持つ経営者同士の交流の場として、ご参加者皆様多くのものをお持ち帰りいただけたようです。

普段忙しくてなかなか異業種の経営者とお話できる機会も限られているオーナー経営者様が多いかと思いますが、当社としてはこのような交流の場をご提供することで、皆様の成長の場として、またビジネスチャンス創造の場として活用いただき、さらなる企業成長の一助となれればと考えております。

 

 

▼当日の会場内風景

 

 

経営のすべては人材・営業・事業承継

 

少子高齢化が国内で進行する中、中堅・中小企業を取り巻く事業環境は大きく変化しようとしています。人手不足時代の「人材採用」、競争が厳しくなる時代の「営業」力、そして少子高齢化時代の「事業承継」。中堅・中小企業は今、この3つの経営課題に直面していると考えています。

 

人材採用であれば、組織文化が問題の根幹にあります。人手不足と言われている業界でも、数多くの入社希望者を集めている企業も存在します。人手不足時代の「人材採用」では、働きたい組織であるかどうかということが問われています。メンバー同士高めあっていく風土や風通しのよさ、社会的使命感など働きやすい組織風土・文化をつくることが採用力に直結します。

採用がうまくいっている組織というのは、3〜5年後にどんな組織になり、どんなキャリアパスが可能なのかを採用セミナーなどで紹介したりすることで、会社とそこで働く従業員の未来の姿を〝見える化〞し、組織文化をつくるトップの思いや会社の魅力、会社の強みをしっかり伝える取り組みを丁寧に積み重ねています。

 

また、営業は個人の力ではなく、組織力で進めていく時代です。スタッフ一人ひとりが「社会の課題解決に役立っている」あるいは「顧客に価値を生み出している」といった信念を持てているかが大切でしょう。そのうえで、その商品なりサービスを磨き続けていくことが重要になります。

さらには、KPI(重要業績評価指標)の共有により正確な数字によって予測を立て、組織全体で共有していく、こうした経営情報を社員同士で共有することが大事になっています。

 

そして、採用と営業の強化は事業承継にもつながります。すべてに采配を振るっている経営トップも多いと思いますが、そうした経営トップが採用と営業の強化を図ることで、人事本部や営業本部へと発展し、やがて自らの手から離れていきます。こうした業務のバトンタッチが組織の拡大につながり、組織内での事業承継へと発展していくのではないでしょうか。

 

さらに最近では、事業を売却することで大きな組織の専門的機能を手に入れるという選択をする経営トップも増えてきています。より大きな組織に仲間入りすることにより、効率的に優れた大組織の人事、財務、法務などの機能を活用することができるようになります。

これから生き残る会社になっていくためには、経営トップの属人的な経営から、いかに透明性、公共性のある経営へと踏み出していけるかがカギとなります。

経営はバトンタッチが重要であり、経営者の交代による〝第二の創業〞が会社を大きくするきっかけにもなるのです。

 

日本M&Aセンター業界再編部では、「人材採用」や「営業」をはじめ、業界に特化した専門チームが各地でセミナー等を開催し、積極的に情報提供をしています。

M&Aを通じて、数多くの中堅・中小企業トップと接してきた経験と知見を生かし、より多くの企業と経営者のお役に立てれば幸いでございます。

業界再編部 調剤薬局業界支援室

田島 聡士

明治大学理工学部卒業後、広告会社にて展示会の企画・立案を経て、日本M&Aセンターに入社。調剤薬局業界の再編にかかるM&Aを専門とし、東海地方および近畿地方の調剤薬局を担当している。

明治大学理工学部卒業後、広告会社にて展示会の企画・立案を経て、日本M&Aセンターに入社。調剤薬局業界の再編にかかるM&Aを専門とし、東海地方および近畿地方の調剤薬局を担当している。