住宅・不動産・設備工事業界

成功するM&Aの秘訣

アメリカにおいては、最終的に自社を売却することを想定しながら創業し、企業価値を高めることを考えながら企業経営していく企業オーナーが多いと言われている。そのためアメリカのM&A市場においては、譲渡企業案件が溢れており、また大手企業からの買収オファーがあれば、オーナーは積極的に売却を検討する。しかしながら、日本は他の先進国に比べてM&Aが少なく、そのために譲渡企業1社に対して買い手企業の候補が必ず複数社つく。よってM&Aを実現するには、譲渡企業オーナーは複数ある買い手候補企業からベストパートナーを選ぶため、譲受企業は複数いる買い手企業の競合の中から自社が選ばれる必要がある。

 

良いM&Aを実現することにおいて、相手に対して自社の将来ビジョンや経営理念を上手く、正確に伝えることが重要である。建設業界においてM&Aを積極かつ、有効的に活用している企業の一つが桧家ホールディングスである。当社は2011年に池田住販並びに三栄ハウスを買収することを立て続けに発表し、2014年には北都ハウス工業のM&Aを実現している。譲渡企業となった3社はどちらも地域でトップクラスの企業であり、買収希望企業も多く存在した。しかしながら桧家ホールディングスが選ばれたのは、譲渡側のオーナーが譲受側の経営者の将来ビジョンや経営理念に対して賛同したからである。

 

今後一層と再編が進む建設業界においてM&Aで勝ち残っていくには、譲渡する側も譲り受ける側も経営者が自社の将来ビジョンや企業理念を伝える必要がある。