設備工事業界でM&Aを積極的かつ、有効的に活用している企業の一つがA社である。当社はリフォーム業全般を関東地区で展開しており、グループで100億円以上売り上げている。グループ企業のうち、4社をM&Aにより譲り受けており、特筆すべきは、4社はどちらも周辺異業種であるということである。
一気通貫した建築工事、幅広い顧客層の開拓
リフォーム工事をメイン事業とするA社は栃木県で戸建住宅建築業を営むB社を平成22年3月に譲り受けたのを皮切りに、給排水工事業のC社、電気通信工事業のD社、戸建住宅建築業のE社と立て続けに4社と資本提携を実現している。グループ企業それぞれ自社の顧客に対して、一気通貫した工事サービスを提供できるようになった。元企業オーナーは今も尚、A社グループで経営に携わり、地域でリーダーシップを発揮している。

調印式風景(平成26年6月30日)
M&Aを決断して、社員も喜んでいます。地域の中核となる拠点となった。





